前回:【お知らせ】『アーマードール・アライブⅡ~軛解きし色欲の悪魔~』の販売を開始しました。 – Funny-Creative
というわけで前回、「2巻発売を機に色々やっていくよー」と告知してからなんか色々やってました。幾谷です。
書き終えた燃え尽き症候群でぐうたらしてしまいたい気持ちもそこそこに、執筆以外の周辺作業についてぼちぼち進めています。
とりあえずこれからしばらくは新規読者獲得を目指していくためにこんなことやってます、という報告です。
販売サイトの拡大
Kindle専売だった第1巻を楽天KoboとBOOK☆WALKERでも販売できるように手続きしてみました。
既に買っていただいてる方にとっては、あまり意味の無いご報告ではあるんですが、やらないよりは良いかなと思って(適当)
楽天Kobo電子書籍ストア: アーマードール・アライブ1 – 死せる英雄と虚飾の悪魔 – 幾谷正 – 1230001015850
- BOOK☆WALKERインディーズ
アーマードール・アライブ1 – 幾谷正/FunnyCreative(FunnyCreative):電子書籍ストア – BOOK☆WALKER –
現状置くだけなら簡単な手続きだけなので、特に問題がない限り2巻以降も同じように時間差で販売サイトを広げていく予定です。
(データも簡単な修正が必要なことを除けばほぼ使い回し同然なので)
単純に置ける書店が増えた、ってことですね。
1巻の無料公開
これ実は、随分前にこっそり告知していたんですが、この作品は先行有料公開制という制度を取っています。
この制度は僕が去年ぐらいに思い付いて勝手にそう名付けました。
新作『アーマードール・アライブ』連載予告のお知らせ – Funny-Creative
たとえば最近よく行われている〝劇場で先行有料公開した作品をファン獲得のためにテレビ放映〟と同じノリで、先に電子書籍版を出してから続刊発売時に本編を無料公開していくというものです。
この方式は、WEBにおいてあらゆるビジネスが基本無料のF2P方式を導入していることに倣い、電子書籍もまたWEBコンテンツとして同じようにあるべきではないかという僕なりの考察をもとにした一つの臨床実験です。
ちなみに公開サイトは「小説家になろう」を利用して公開しています。
(先述のとおり運営側には問い合わせのうえ了承をいただいています)
タイトルが変わっていたり、一部の文章が変更になっているのは、無料小説サイトという媒体で目を引くための事前策です。
また、挿絵と書き下ろし文章、設定解説などは無料公開版からは取り除いています。
いちおう何かしら差をつけないと、さすがに買ってくれた方々に申し訳ないのでw
まだ作品を知らない人は作品を知ることができるし、ファンが増えれば作品のことを話せる人が増えて盛り上がっていくし、編集的観点でも潜在顧客を確実に増やせるので、メリットは大きいと思ってます。
もちろん読者の方の中には「どうせ無料で読めるなら最新巻は買わずに公開を待つ」という選択肢もあるので、買ってもらえる機会が減るというデメリットは存在します。
ただこういった打算的な話は、あくまで建前的な部分でしかありません。
「こういうメリットがある」というのは、あくまで人に勧めるための口実であって、僕の本来的な目的は別のところにあります。
作品とはあくまで読者がいるからこそ作品であり、誰も読んでいない、誰も知らない作品なんてものは作品とは言えません。
作品の寿命を決めるのは売り上げの額ではなく、一人でも多くの人間に読まれることなんじゃないかなと思います。
生声あとがき
気が向いたらやります