「電子書籍を作ってみて気づいたことあれこれ・その2」結局何使えばいいの編

前回:「電子書籍を作ってみて気づいたことあれこれ・その1」選ぶこと多すぎ編

今回は実際にどんなソフトを使ってEPUBデータの変換を行ったかという点について書いていきます。
おそらく電子書籍に興味のある方は既にもう、様々なソフトを使って試された後かと思います。

もし自分の本を読んでいただいた方の中で、「自分も作ってみたい」と思ってくださった方が居たとします。
その方達がイチから始めるとき、まず何をすべきか、どう選ぶべきか、という部分を主軸にして書いていきます。

あくまで「どれが楽に使えるか」「導入しやすいか」という視点に基づいて書いていきます。
要するにユーザーベースの考えです。まさか開発側の方が見られるとは思いませんが、念のため。

また、今回は一太郎InDesignのような有償ソフトについては使う予定がないので書きません。

画像とテキストがベースの小説本に対して、これらのソフトの機能を使うのは過剰であり、費用対効果が薄いこと。
また、 凝ったデザインを作っても表示端末によってかなり見た目が崩れてしまうので、シンプルに最低限の機能だけ使うのがいいでしょう。

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「電子書籍を作ってみて気づいたことあれこれ・その1」選ぶこと多すぎ編

 

電子書籍、興味はあるけどソフトとか難しいしややこしくて分からない」

「あれこれ自分でやれるのは面白そうだけど、やること多すぎて面倒くさそう」

そんなあなたでも大丈夫。そう、やる気さえあればね。

というわけで今回はずばり電子書籍作るにはまず何するの?」 という話をしてみたいと思います。

断っておきますが、今回お話するのは小説本に限った話です。
電子書籍で漫画出したいとか、ブログ本出したい方とかは、経験者に聞きにいってどうぞ。

また、ソフトウェアに対してがっつり知識があるわけでもないので、詳しい解説は詳しい人に任せます。
あくまで「パソコンの知識がそこそこだけど小説書いて電子書籍にしてみたい人」を念頭に書いていきます。

作ってもどうせ売れないとか、売るつもりないって人も、試しに自分の作品を書籍化してみるだけでも楽しいと思います。
ちょっと頑張るだけで、出版社から出てる電子書籍と全然変わらない見た目のものが出てくるので結構ビックリします。

利用法は作っちまってから考えりゃいいとも思います。

例えば、賞に送る原稿を電子書籍にして読みやすくすることで推敲を簡単にするなんて個人的な使い道もいいでしょう。

書いた小説を友達に読んで欲しいとき、ナマのテキストで送るよりEPUBで送った方が見やすいしカッコイイです。

サークルや文芸部の活動を電子書籍でまとめて部誌にするなんてのも面白そうですね。

で、作る前に色々考えることがいっぱいあるので、その辺をちょっと備忘録的にまとめてみました。
  ====

今回お話するのは、まず何から手を付けるべきかです。
 
「作り方を考える前に、まず出すための原稿を書け!」
 
なんて言う方もいらっしゃるかもしれませんが、むしろ全くの逆だと僕は思いました。
書きたい物が用意できてるなら出すための準備からやっちまいましょう。
 
「さあ後は書くだけ」にしてから書いた方が間違いなく楽ですしモチベーションも上がりますからね。
 
むしろ既に書き上がってる原稿を電子書籍に向けて書き直そうと思うと、かえって辛い目にあいます。ていうかあいました。
また、大人数で合同誌を作る場合なんかも、最初から使うソフトや書式を指定しておくのもかなり大事です。
それぞれが独自の環境で書いた物を、最後に紙に印刷してまとめるのとは話が全く違いますからね。

これからお話する3点は、この順番に決めるべきというわけではありません。単に説明がしやすい順番です。
3つの要素を同時に考えながら、自分に一番あった出し方を考えていくと良いと思います。
 
1.どのソフトを使って書籍データを作るか。
 
自分が始めたころはソフトの選択肢自体が少なかったですが、今はかなり数が出そろってきた印象があります。
「縦書きがやりたいか横書きでやりたいか」「挿絵を入れたいか入れるつもりないか」とか色んな選択基準があると思います。
ですが残念なことに、今のソフトは便利なので利用者が多いものは大体何でもできます。
(逆に限定された機能しかないものは利用者が少なく、使い方やトラブル対処を探すときにも苦労します)

なので選択の基準は〝どれぐらいこだわりたいか、楽したいか〟が第一でいいんじゃないかと思います。
楽に作れるものほど、こだわった装丁やレイアウトをやりたいと思うと結構大変です。
逆に複雑な機能が多い物ほど、こだわって細部まで作り込むことができます。

例として、自分が使ったことのある無償ソフトを4つほど上げてみます。
独断と偏見で楽チンな順番です。

AozoraEPUB3
でんでんコンバータ
Sigil
WinRAR

なんか最後だけかなり異彩を放ってますが、実は理論上作れます。というか作れました。

もちろん、色々作ってみてある程度知識が身に付いたうえで試しにやってみたことなので、正直あまり推奨できません。
逆に、知識が十分にあって料理は野菜を育てる土から作りたいDIY志向の方にはオススメです。僕は二度とやりません。

それと意外と見落としがちな事実ですが、縦書き文章は日本特有のローカル文法です。

つまり海外の人が開発しているツールは縦書き文章に対してあまりサポートが厚くありません。いわゆるおま国みたいなものです。
そして付随する傍点による強調やルビなどもやはり日本独特のものなので、国際的な利用者が多いほどかえって日本の環境では利用が難しいです。

たとえ海外のソフトがどれだけ便利に見えても、初心者の方は日本人が開発している国産ソフトをなるべく選んだ方がいいと思います。
(横書きで単なる技術書やハウツー本を作るだけなら、あえてこだわらなくてもいいでしょう)
(そういう人は始めからEPUBじゃなくてLaTEXとPDFで事足りるんだけど)

2.どんな記法で書くか。

たとえば「印刷する文章にルビをつけたい」「傍点をふりたい」と思った場合、皆さんはどうされるでしょうか。
sample
大体の方がwordで頑張って編集するか、諦めて「漢字(かんじ)」「〝強調〟」とテキストで書いて終わるとかだと思います。
また長い小説を書き終ったあとで、縦中横やルビの処理を一つ一つやるのは地味に骨が折れるでしょう。
文章を何度も何度も見返すうち次第に自分の書いたものがただの記号の羅列にしか見えなくなっていく編集病を罹患してしまった方も多いとおもいます。
でも、書きながら編集する方法があるから大丈夫。そう、マークダウンならね。 
簡単に言えば、文章の中に目印を打っておけば右の画像みたいな漢字で勝手に出力してくれる機能です。
『小説家になろう』サイトみたいなweb小説を媒体にしている方たちには、もう説明するまでもありませんね。
あの毎回「|漢字《かんじ》」ってやってるやつがそれです。
 
この「特定の書式」のことを、パソコンに強い人たちは「マークダウン」とかいうカッコイイ呼び方をするそうですよ。
 

実は物書きにとって電子書式を利用する最大の利点は〝マークダウンを使うことでルビや傍点の処理をスムーズにできる〟点だと思ってます。

ソフトを選ぶときの基準は使いやすさ以上にマークダウンの記法、つまりテキストの打ちやすさを念頭に置いて選ぶといいと思います。

ただし「書きやすい記法が必ずしも良い」とは限りません。意外な落とし穴があります。詳しくはまた別の機会に。

3.売り方について。

売ることを最終的に目指さない人は関係ない部分ですが、一応意識しておくと良いと思います。

同じ電子書籍でも販売するサイトごとに利用できる拡張子やソフトは限定されます。

また、あまりに変換がダメダメだったり読みにくかったりすると、審査に引っかかって販売不可になってしまうケースもあります。
生産者として店に品物を卸す以上、生産者は最低限の品質を守らないと店側も商品を置いてはくれません。

そして売る以上は買ってくれる人のことを考えなくてはいけなくなります。
書いて編集して販売するという一連の作業を行うことで、作品や読者に対する姿勢が変わるかもしれません。
たとえ同人であっても趣味であっても、売り物にしてみることで責任感を負うのは創作にとってとても大事なことだと思います。

なんかつまらない話をしてしまいました。すみません、お金の話します。

売ることを考える場合、「一つのサイトで集中して売る」か「多くのサイトで広く売るか」の二択になります。
方針は必ずどちらかに絞りましょう。自分は前者を選んでます。たくさん利用すると管理とか作るのとか面倒なので。

色んなところに置いた方がたくさん売れるはず、というのも確かなんですが、1つの場所に置くメリットもちゃんとあります。
個人出版の強い味方、KDPではKDPセレクトという特別な販売プランがあります。

長ったらしい規約をちゃんと読まないとわかりにくいですが、要点だけ抜き出すと

・他のサイトで中身を公開してはだめ(試し読みとしてちょっとだけならOK)
・他の販売サイトで 売ってはだめ
・最低でも400円ぐらいで売らないとだめ

と色々な制限はありますが、得られるメリットはかなり大きいです。気になる方は自分で調べてみて下さい。

一つのサイトで、と言いましたが結局は「Amazonだけで売る」か「Amazon以外でも沢山置くか」の二択って意味です。

こうしてみるとなぜAmazonが商売上手かというのをまざまざと実感しますね。
道理で部屋がAmazonの空き箱だらけになってしまうわけだ。

長くなってしまったので今回はここまでにしておきます。
次回は今まで利用したソフトの比較感想とか書きたいと思ってます。 

新作『アーマードール・アライブ』連載予告のお知らせ

この度私が書く新作のタイトルは、『アーマードール・アライブ』です。

現在電子書籍化へ向けて、急ピッチで作業進めております。
リヴァイブ


幾谷正先生の作品ですが、神経を患ってしまっているため、自分骨髄にゅる太郎が代筆する、という設定です。
事情は色々と察していただければ恐縮です。


現在、キャラクターデザインのみの公開となっております。
本文は追って公開していきます。


また、本作は『先行有料公開制』という特殊な公開形式を行っていく予定です。
先にAmazonKindleにて本文を公開し、一定期間後に『小説家になろう』サイトで公開していくという形です。
サイト管理者へこの公開形式について問題が無いか既に問い合わせ済みですが、了承との返答を得ております。
ですがもし、何らかの規約に引っかかってしまい、削除となってしまった場合は別途公開方法を検討します

権利関係、規約関係など、詳細な点については以下に追記していきます。  ==== ※ ※ ※ ※ ※ ※

1.出版契約について

本タイトルはご存知の方もいらっしゃることかと存じますが、既に一度出版済みのタイトルとなります。
しかし、幾谷正氏と講談社との間の出版契約は、既に今年の6月時点で期限切れとなっているため、公開に関する権利は幾谷正氏が全て専有しています。
早い話が問題ありません。

「小説家になろう」サイト運営からも了承をいただいております。

2.有料先行公開制について

Kindleにて電子書籍として販売し、一定期間後になろうサイトで公開するという形式です。
ざっくり言ってしまうと「買っていただけると早めに読めます」。

ここでいう一定期間は、現時点では3ヶ月を予定しています。
これは、KDPセレクトという販売オプションの期限をもとに考えている数字です。

「続きは有料で」という形は小説家になろうサイトの規約に引っかかってしまいますが、運営に問い合わせてみたところ、時間差というかたちでならOKという返答を得ております。

大まかなサイクルとしては 

1巻の冒頭部分を公開(予定では8月上旬)

    ↓

1巻の電子書籍版をKindleにて販売(予定では8月中旬)

    ↓ (3ヶ月+α後)
 
 1巻の内容を無料公開&2巻をKindleにて販売

    ↓ (3ヶ月+α後)

2巻の内容を無料公開&3巻をKindleにて販売

というかたちでまわしていこうと思います。
+αの部分については、作者のやる気と精神力に応じて0~∞まで変動します。

 3.どうしてこんな妙なことになってるの?

作品を最後まで書いて完結させたいからです。
 
 

『ちるまで』書籍化しました②

というわけで表題の通り、『小説家になろう』サイトで連載していた拙作を再び書籍化してみました。
書き下ろし短編ももちろんついてます。内容はなんか、「悪の組織の連中が焼肉屋で馬鹿騒ぎ」というしょうもない内容です。
一度は完結というかたちにした本作ですが、売上次第では続き書こうかなあとか考えてみたり。

世界が正義に満ちるまで2: ~悪の首領は忙しい~ (FunnyCreative)

骨髄にゅる太郎
2015-07-20

¥248

また、既に出している1巻の方を半額にしてみました。
本当は無料キャンペーンとかしてみたかったんですけど、ちょっと無理目みたいです。すいません。

¥248 → ¥124 

とりあえず現状の売上が1巻のみ15冊です。
これが1000冊に到達したら続き書こうかなあ、と思ってます。
「どこから出た数字やねん」みたいなツッコミもあると思うので、その辺の詳しい話は続きます。  ==== ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

①「利益にならないなら非テンプレなんて書かない!」 

先にぶっちゃけてしまうと、1巻と2巻が500冊ずつ売れた場合、作者に入るロイヤリティは

(¥124 + ¥248) × 0.35 × 500= ¥65,100

 で、この売上をとりあえず編集:作者:絵師の三人で2:5:3で分配する予定です。
比率に関しては挿絵の枚数に応じて変動させるつもりですが、今回は表紙のみなので3割としています。
また、この作品に関しては編集作業と執筆作業を僕が一人で二役やってるので、実際には7:3です。

65,100円の3割は大体2万円ぐらいです。
これはイラストレーターに1枚絵の仕事を依頼した場合の相場です。
今回は友人にロハでお願いして、利益が出たら還元するという約束で表紙を依頼しました。
が、もしこういった伝手が存在しなければ赤字の収支となってしまいます。

また、作者に入るのは4万円ぐらいとなってます。
26万字書いて4万円だと、一文字あたりの単価は0.2円。
webライターの相場が2円って言われてるので実に10分の1です。
とはいえ僕はプロのライターじゃないので、まあこれに関しては別にいいかなって思ってます。

ちなみに作品が出版社の目に止まって書籍化された場合、少なく見積もっても40~60万円ほど入ると言われてます。
この辺でやっと適正数に届いてくるといった感じでしょうか。

「初期投資10円からできる自費出版」と前回言いましたが、ぶっちゃけ手間賃を考慮しなかったのは甘かったです。
事業として継続するか否かを見極めるラインとして、相場をもとにした収支の線引きは考えておかないとキツイっす。

②「1000冊も売れるの?」 

とりあえずこれが最終話を投稿した日の閲覧数です。

閲覧数
 現在も数は増え続けてて、少なく見積もっても1000人以上最後まで読み終えた方達が居ます。
その方達ほぼ全員が満場一致で「続きが読みたい」と思って買ってくれたとき、初めて到達する数字です。

ちなみに商業出版の場合、作品が打ち切りラインを越えるための数字は五千部とか一万部とかって言われてます。
しかも紙の書籍だと1冊600円ぐらい。なぜこうも続刊の出ないライトノベルが多いのか実情が見えてきましたね。

自分が現在考えてる電子書籍出版の場合、値段は半分ぐらい。ラインも十分の一。
 これでも収支が赤字と出るなら、名前変えてライトノベルの新人賞送るか、素直にテンプレ設定の作品書こうと思います。

③そもそもなろうサイトに掲載する意味ってあったの?

僕「ないです」

この辺はKindleの仕様にもよるんですが、「電子書籍を売る」というビジネス単一で見た場合の話をします。

まず、他サイトで無料公開を行っている作品の場合、Kindleセレクトというオプションに登録することができなくなります。
このKindleセレクトというオプションですが、ロイヤリティが35%から70%と2倍になったり、無料キャンペーンが行えたりと、作者側にはとても利が多いオプションです。
つまり真っ当に電子書籍を売ることを考えた場合、他サイトに公開するだけ損じゃないかなって結論が見えてきます。

また、他サイトで公開することにより宣伝効果が見込めるのではないか、って考えについては見積もりが甘かったと思ってます。
なろうサイトで読む人たちは、あくまで無料だからこそ読むのであって、実質的な購買層ではないんだなと納得しました。

無料ブラゲやソシャゲをやる人たちと、steamでクソゲー買いまくる人たちが、同じゲーム好きでも全く異なる民族であるのと根っこは一緒です。

現在書いてる新作についても、今回の結果を見て従来の「無料で公開してから販売を行う」という方式から切り替えようかなと思ってます。
無名のド新人が好き放題書いて1000人に読んでもらえるってなろうの環境は、コンテンツプロバイダ側としてはやはり強烈でした。 

ただ、「1000人に読んでもらえた」という自己満足だけで書き続けるのは、正直しんどいという本音もあります。
どうして書籍化の可能性が高いテンプレ作品しか皆書かないのか、書いてみてやっと実感が持てた感もあります。 

正直、1000冊売れたら続ける、というのはどちらかというと「売れないから書かない」という撤退宣言に近いです。
 こんな脅し文句みたいなこと公開しなくても、勝手に売れて勝手に続けられるのが本来理想状態のはずなので。

自分で編集をやるというのは、ただ校閲したり体裁組みするだけでなく、マーケティングやプロモーションまで自分でやるってことみたいです。
かなりしんどいけど、やり甲斐はまだ感じてるのでもうちょっと続けてみます。

『世界が正義に満ちるまで』書籍化しました!!(自力で)

出版社からついに声が掛かったと思った?
残念! 自分で電子書籍化しただけでした。

というわけでAmazonKindleにて電子書籍版『世界が正義に満ちるまで』発売してみました。

内容はほぼ「小説家になろう」上で公開している第一部をまとめ直しただけのものですが
5000字ほどの短編を書き下ろしとして収録しています。

内容表紙は毎回キャラクターデザインでお世話になっている友人の霜降り君。
編集と校正とデータ作成と登録とかは全部作者が自分でやりました(白目)

電子書籍として手元におきたいという方、書下ろし短編が気になる方、作者や絵師にやる気を直接送り込みたいと思っていただいた方、ぜひご検討いただければ幸いです。

本の内容に関するお問い合わせなどはブログ内の問い合わせフォームから連絡ください。

以下の追記部分にQ&A的なものを置いておきます。
(生々しいお金の話とかなので、もし気の進まない方は無理に見て頂かない方がいいかも)  ==== ・ロイヤリティについて

KDP(KindleDirectPublishing)では、販売一冊につき35%のロイヤリティが著者に支払われます。
具体的に書くとこの本の場合、一冊売れるごとに248円の35%で86.8円が入ります。

当サークルではこのロイヤリティをイラストレーターと作者、編集で貢献度に応じて分け合うシステムを取っています。
今回は編集:作者:イラストで2:5:3の割合として分配することで合意を得ています。
とはいえ編集作業も僕が一人でやってるので、実際には作者と絵師で7:3。
一冊につき作者に約60円、絵師に約20円が支払われる計算になります。

今回カラー表紙と挿絵一枚の仕事ということで、霜降り君には2万円ぐらいの仕事量が払えれば今回の試みは成功だと考えています。
要するに1000部の販売が今回の目標です。足りなかった場合は個人的にご飯おごったりして埋め合わせるつもりですw

・「小説家になろう」サイトの規約について

なろうサイトにおいて、個人の電子書籍販売を制限する規約は存在せず、運営にも問い合わせしてみましたが問題無いとの返答を受けています。
ただし、「電子書籍版を読まないと話がつながらない」とか「なろうサイト上で直接販売サイトへリンクを貼る行為」は禁止されています。
なので今回の「読んでも読まなくてもOKな番外編書下ろし」は特典としてギリギリセーフのラインのはずです。たぶんBANされないはず(汗)

・なんで電子書籍販売なんて始めたの?

目に見えるかたちで報酬が欲しいからです。本音です。
やはり続けていくからには、目に見える成果を得たいものです。

ただ、自分含めランキングに載らないようなマイナー作家には、当然出版社から声がかかるような幸運に恵まれる機会もありません。
だからといって、報酬を得る権利がないかと言えば、それはまったくの間違いだと自分は思っています。

 また、書籍化した結果、本編が削除されてしまったり続きが出なくなってしまったり販売がふるわず打ち切りになったり
出版社からの書籍化は確かになろう作家の夢ですが、決してメリットばかりではないなと自分は感じています。
作者が自分の管理できる範囲内で、自分にできるペースと望む形で書籍化し、報酬を得るというのも一つの道です。
この切り拓いた道に、誰かがついてきてくれたらいいなという願いもあります。びっくりするぐらい誰もついてこなかったはイヤだ!!

また、出版社からの書籍化と比べて、決して見劣りするものではないと思っています。

たとえば1冊600円のライトノベルが印税10%だった場合、作者に入る印税は一冊につき60円になります。
なので紙媒体ではないというデメリットを除けば、読者には半額以下で購入していただきつつ、作者に入る印税は商業出版とさほど変わりがありません。

次に商業上の制約について。
ぶっちゃけ商業出版には多くの人間が関わるため、作者の希望通りにことが進まないことも多いと聞きます。
その中でもっとも影響の大きいモノが、販売成績の不信による打ち切りです。これが一番ネック。
ですが自己出版であれば、作者のやる気が存続する限り、出し続けていくことが可能です。
あんまり売れなさすぎて勝手に心が折れる可能性もあるけどね!!!!

・でも自費出版ってお金かかるでしょ? 

当然すべて自分で販売を行うため、投資は必要になります。
ですが、今回出版までに掛かったお金はパソコンを使う電気代と、税務処理のためにファックスを送ったときの10円だけです。 
電子書籍出版の最大のメリットは、流通、販売、印刷など全てにおいて経費が全くかからないことにあります。
個人がノーリスクで流通経路を確保することができる。これが個人における電子出版最大のメリットです。
 売れた分だけ黒字になる。素晴らしいことです。売れ残った同人誌の在庫をしまう場所に悩まされることもありません。

「小説家になろう」はじめました

はじめまして、骨髄にゅる太郎です。

元々は「ラノベ作家になって小説を書く機械になって生きてきたいなあ」って思ってものを書いてたんですが、書きたいもの流行らないし賞も落ちまくりだし、心が折れてしまったけど、とにかく人に作品は見てもらいたいってことで活動開始しました。

キャラデザなどのイラストは、友人の【霜降りくん】にお願いしています。

一緒に「可愛い子描いてな」「可愛い子書こうな」って楽しくやってます。

作品読んでいただく上で、軽くご注意いただきたいことがあります。

  1. 僕も霜降りくんも社会人なので、時間が取れないため更新は週一ぐらいのペースになります。
  2. 書くときは基本的に縦書きで書くので、読むときも縦書きだと読みやすいかもしれません。
  3. 同人誌として販売したり、電子書籍化してみたりといった遊びは今後やってみたいと思っています。

    大体こんな感じです。

    作品の感想を除く活動方針や 個人に関する質問、「骨髄にゅる太郎って名前変えろや」みたいなコメントはこちらでお願いします。

    それでは、今後とも拙作を宜しくおねがいします。

    連載中
    『世界が正義に満ちるまで ~いじめられっ子は悪の首領~』